電気代とガス代などの光熱費が高くなって、お困りの人が多いと思います。ここでは、一人暮らしの方向けの光熱費の節約術を深掘り解説します。
節約の基本は電気とガスの使用量を減らすことです。しかし、このあたりまえと思われることができないケースがほとんどです。
たとえば、「食費」もそうですが、毎日外食をするよりも自炊をすることで食費を抑えることができます。
このように、電気やガスの使用量も毎日の些細なことから節約することができます。
たとえば、電気の節約では、エアコンの冷房の設定温度を1度あげたり、ガスの節約ではお湯を沸かす際に必要以上の水を入れないなどの日々の意識が大切というわけです。これらの積み重ねが光熱費の削減につながります。
ひとにより、ライフスタイルの違いもありますので、数ある対策のうち、取り入れられるものを1つでも2つでも実践してもてください。
それでは、具体的に解説します。
電気代を抑えるためにできること
エアコン
エアコンの使い方を最適化しましょう。
冷房なら、設定温度を上げてみましょう。
いやいや、暑いんですよ…
おっしゃる通りです。それでは、次のいくつかをチェックして、該当していたら改善してください。
直射日光が、室内に入っていたら、カーテンやシャッターをしめてください。
サーキュレーターを回して、室内の空気を循環させてください。
定期的に、フィルターの掃除をしましょう。意外と盲点なのが、室外機です。室外機も吹き出しグリルやファンがほこりなどで目詰まりするものです。使い古しの歯ブラシなどで、優しくほこりを取り払うようにブラッシングしましょう。
そして、室外機が直射日光にさらされていると、冷房効率が悪くなるので、日よけカバーをつけたり、水で冷やしたり、温度を下げることをしてみましょう。
吹き出しグリルの前面に何か物を放置して、排気が滞ることも冷えが悪くなる原因です。室外機の前にはモノを置かないようにします。
待機電力の正しい対応
省エネのための家電製品の待機電力を切ることが、奨励されていました。
しかし、近年のテレビや、ブルーレイ等の家電製品は、待機電力はほとんどゼロに近く、むしろ、電源停止状態から起動しデータを読み込んだりすることで、余計にで電力が消費します。
普段ほとんど使わない家電製品は、コンセントを抜き待機電力が発生しないようにすることは問題ありませんので、お間違え無いように。
ガス代を節約するためにできること
お風呂
お風呂は一日の疲れを癒してくれ、大好きな人も多いです。湯船に入れるお湯の量を少し少なめしてみましょう。
自動の場合は、ひとメモリ少なく設定しましょう。
手動の場合は、湯船に入れすぎないように、お湯がたまる時間をタイマーでアラームが鳴るようにして、ついうっかり、湯船にお湯がなみなみとあふれることが無いようにします。
シャワー
シャワーは頭や体を洗う時には一時停止できるシャワーヘッドにして、無駄なお湯を流さないようにすることが大切です。
更に、節水型のシャワーヘッドに付け替えれば、水流の勢いは変わらずに、水道の使用量とガスの使用量を大きく減らすことができます。
(水流に関しては、製品によってはむしろ強くなります)
ガスコンロ
ひとり暮らしの場合、レトルト食品を食べるケースもあるでしょう。
その場合、お湯を沸かして、温めるよりも電子レンジで温めた方が、ガスの使用量が減ります。もちろん、電子レンジの方が効率的なので、消費する電気代はガス代と比較しても安く済みます。
都市ガスとプロパンガス
都市ガスとプロパンガスを比較すると、ガス代金だけを注目すると、都市ガスが圧倒的に安いです。
しかし、俯瞰してみると、プロパンガスの物件は、立地などの特性上、その分、家賃が安かったり、物件の設備が充実していたりというメリットがあったりします。
学生さんなどの初めての部屋探しの場合は、単純比較は難しいと思いますが…。
社会人になって、一人暮らし歴、引越し歴をある程度、こなしている人は、家賃相場と設備の充実度も含めて、適切な家賃と設備の充実した都市ガスの物件に引越すのも、一つの方法です。
使用量と料金を毎月チェックする
電気やガスの使用量と料金は、毎月毎月、チェックして節約の意識を保ちましょう。
東京電力や東京ガス、各、水道局などなど、各ライフラインを提供する各社は、スマホアプリやウェブサイトのマイページなどで、それらを簡単に確認できるようなツールを提供しています。
是非、インストールして、顧客IDを入力して、毎月チェックしてくだいね!
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