ひとり暮らしのバスタオル問題を検証
「バスタオルは何日使ったら、洗濯するべきでしょうか?」一人暮らしの人にとって、日々の家事は忙しい生活の中で重要ですが、手間のかかる部分かもしれません。特に、洗濯はその中でもやっかいな作業の一つです。
バスタオルは毎日使うものだからこそ、その管理方法が衛生的であることはとても重要です。
しかし、一人暮らしの場合、洗濯機を頻繁に回す時間もコストも限られています。
さらに、一人暮らしの場合、多くはワンルームで、限られたスペースでの乾燥しなければならないという問題もあります。
では、どのようにしてバスタオルの使用と洗濯のバランスを取りながら、衛生的かつ経済的な生活を送ることができるのでしょうか?
このブログでは、賃貸物件における一人暮らしをするひとが、直面する「バスタオル管理」のコツを探っていきます。
バスタオルの洗濯頻度の一般的なガイドライン
バスタオルは毎日のシャワーやバスタイムに欠かせないアイテムですが、その洗濯頻度については、個人や家庭によって様々です。
衛生的な観点からは、バスタオルは毎日、洗濯するのが、理想的とされています。皮膚からの自然な皮脂や汗、バスルームの湿度がバスタオルに残り、バクテリアやカビの増殖を促す可能性があるからです。
衛生微生物研究センターのHPによると…。
- 使用直後のバスタオルには数十~数百個の細菌が付着
- 3日間洗濯せずに使用すると、細菌数は数万~数億個に増加する可能性
- 直ちに健康に影響はないが、皮膚に炎症がある場合は悪化の恐れあり!
- 使用ごとの洗濯が望ましい
しかし、現実としては、世帯人数によっても様々ですが、ネット上の情報をまとめると下記の様です。
- ひとり暮らし…週に1-2回
- ふたり暮らし…週に2-3回
- 三人以上世帯…週に3-4回(一日おき)
提案
さて、理想と現実のバランスを考慮し、一人暮らしのあなたに下記の様なバスタオルの使い方を提案します。
- バスタオルを2~3枚
- バスタオルハンガー
- 室内物干し
- 浴室乾燥機
バスタオルは複数枚を使用します。
バスタオルの使用ローテーションは、2回使ったら、2枚目を使います。1回目使ったら、幅の広いハンガーにかけ、乾燥を促進させ、同時に雑菌が増えるのを抑制させます。物件によっては、タオルハンガーが無いことも多いので、バスタオルハンガーにかけておくのです。
●バスタオルハンガー参考事例
▼▼▼画像クリックで、詳細閲覧可能▼▼▼
- 1日目…Aタオル(ハンガーにかけよく乾かす)
- 2日目…Aタオル
- 3日目…Bタオル(ハンガーにかけよく乾かす、Aタオルは洗濯する)
- 4日目…Bタオル(2ヵ目)
- 5日目…Aタオル
以下、同じローテーション。
賃貸物件の設備について、補足します。今のお部屋にこれらの設備があれば、活用し、もしなければ、次のお部屋探しの際は、これらのことも検討しながら、決定するとよいでしょう。
「室内物干し」…洗濯後に室内にバスタオルを干すことができます。ベランダでも構いませんが、外出が多くなりがちのひとり暮らしでは、急な雨(ゲリラ雷雨など)、花粉、紫外線などを避けるためにも室内に干せる室内物干しはとても便利です。
「浴室乾燥機」…お風呂場に洗濯物を干すことができます。乾きも早く、梅雨時など室内干しでも乾きにくい時期は重宝します。電気代(又はガス代)が、かさむのがデメリットではありますが、清潔なバスタオルを使えるというメリットが大きいでしょう!
まとめ
バスタオルの使用については、毎日、洗濯して清潔なものを使うのが理想ですが、一人暮らしでは、時間も保管スペースなどもままなりません。
ついては、2枚のバスタオルでうまくローテーションをつくり、清潔さと労力のバランスをとる提案をさせていただきました。
この記事で、あなたの賃貸生活が少しでも、快適になれば幸いです!
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