ブログ記事更新!「広い部屋にこだわらない!狭い部屋のメリットとは?」
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新居で始める花粉症対策

はじめに

春の訪れは多くの人にとって待ち遠しい季節の変わり目ですが、花粉症を持つ人々にとっては、毎年のように戦いの始まりを意味します。

眼のかゆみ、鼻水、くしゃみといった症状は、日常生活に大きな不便をもたらし、ときには仕事や勉強にも影響を及ぼすことがあります。このような症状に悩む人々が年々増加している中、花粉症対策はもはや春先の恒例行事となっています。

しかし、花粉症対策と一言で言っても、その方法は多岐にわたります。外出時の対策も重要ですが、実は私たちが最も多くの時間を過ごす「自宅」での対策が、花粉症の症状を軽減する上で非常に効果的です。特に、新居を探している方や、これから新生活をスタートさせる方にとって、新しい生活空間を花粉症に強い環境にすることは、より快適な生活を送るための重要な一歩となります。

この記事では、新居選びのポイントから、引越し準備、さらには新居での生活習慣まで、室内でできる花粉症対策を総合的にご紹介します。花粉症対策を始める最適なタイミングは、新しい章を開く準備をしている今この瞬間かもしれません。

一緒に、快適で健康的な室内環境を目指しましょう。

部屋探し時:物件エリアと設備

新居を探す際、立地や価格、間取りだけでなく、花粉症対策も重要な検討事項の一つです。快適な新生活を送るために、以下のポイントを考慮しましょう。

立地はビル群?緑が多い場所?

緑豊かな環境は生活に潤いをもたらしますが、花粉の量も多いと思われがちですが、花粉症の主な原因はスギやヒノキです。他にももちろんありますが、原因植物が特に無ければ、むしろ、緑の多いエリアの方が花粉症の方にとっては住みやすいエリアといえます。

なぜなら、遠くから飛来した花粉は、土の地面に落ちることで、吸収されて再び舞い上がりにくいからです。

一方で、ビル群は地面が、アスファルトやコンクリートなどでおおわれていますので、依頼してきた花粉が、落ちても、再び舞い上がる可能性が高いのです。

そういった意味でも、少し意外かもしれませんが、緑の多いエリアの方が花粉症の人にとっては住みやすいエリアと言えます。

部屋の設備

室内の花粉症対策として、物件の設備は重要なポイントの一つです。以下の設備がある物件が望ましいです。

  • 浴室乾燥機:洗濯物を外に干さずに済むので、大量の花粉が付着することはありません。
  • 室内物干し:上記と同じですが、更に、浴室乾燥機を稼働するための電気(ガス)代がかかりません。
  • 雨戸:サッシをぴたりと閉めていても、わずかながら花粉は室内に入ってきます。雨戸を閉めることで、その割合を軽減することが期待できます。

 

購入を検討すべき家電

新居への引越しを計画する時は、新しく家電製品などを購入するよいタイミングともいえます。この時に、花粉症対策を意識した家電を購入することを検討しましょう。

空気清浄機

室内の花粉対策として、空気清浄機は主役です。

おすすめは、HEPAフィルター搭載モデルです。花粉以外にもほこりやダニなどのアレルゲンも効果的に除去します。

加湿器

乾燥は喉や鼻の粘膜を刺激し、花粉症の症状を悪化させる可能性があります。加湿器で、適度な湿度を保つことで、空気中の花粉が落ち着きやすくなります。

上記の空気清浄機と加湿器の両方の機能が搭載されている機種が多く発売されていますので、賃貸物件で、居住スペースが限られているケースも多いかと思いますので、兼用機種をおすすめします。

高性能フィルター付き掃除機

掃除機で、床に落ちた花粉を吸い取ることはとても重要です。しかし、普通の掃除機は、むしろ逆効果。吸い込んだ、花粉を再びまき散らしてしまうどころか、粉砕花粉化して待ち散らしてしまう研究結果も出ています。

粉砕花粉は、通常の花粉より空気中に舞いやすく、かつ、長時間浮遊するのです。

掃除機を購入するのであれば、HEPAフィルター付き掃除機にしましょう。

有名なダイソンの掃除機は、花粉を99.99%漏らさず、部屋の空気よりもきれいな空気で排出することで人気を博しています。

ドラム式洗濯乾燥機

ドラム式洗濯乾燥機は、花粉対策としては、浴室乾燥機や室内物干しと同じ意味合いになります。

外に洗濯物を干すことで衣類に花粉が付着することを防止するためです。洗濯から乾燥までシームレスでできるので、忙しい生活を送っている人にはとても助かる家電製品です。

さて、洗濯機には大きくドラム式と縦型があります。ドラム式は縦型より購入金額が高いということ以外、たくさんのメリットがあります。

ドラム式 縦型
洗浄力
乾燥性能
電気代(乾燥)
水道代(洗濯)
購入代金 高い お手頃
製品の大きさ 大きい コンパクト

乾燥方式

更に注目したいのが乾燥方式です。ドラム式洗濯乾燥機でも乾燥方式によって、違いが出ます。

ヒートポンプ 低温風 ヒーター
電気代 省エネ
衣類の痛み・縮み 少ない 少ない 痛み・縮みやすい
周囲の温度 暑くなりにくい 暑くなりにくいが、湿気がでる 暑くなりにくい

花粉症対策からみた乾燥機能だけに注目すると、最もおすすめは、ドラム式のヒートポンプ式の洗濯乾燥機です。

しかし、単身者向けの賃貸物件で利用するのであれば、やや考え方が変わるかもしれません。理由は価格が高額であること、洗濯機自体が大型で、部屋に設置できないこともあるからです。

あなたの経済状況で、適正なものは変わってきますので、総合的に判断することが必要です。

購入を検討すべきグッズ

カーテン

部屋で生活するうえで、花粉が入らないようにと窓を一切開けずに過ごすことは現実的ではありません。窓を開けて換気するケースも多くあります。

しかしながら、外に舞う花粉が中に入ってくるのは…。

そこで、役立つのが花粉を吸着するカーテンです。各社から様々な花粉吸着カーテンが発売されています。窓を開ける必要がある時、換気した時に外気から花粉が入ってくるのを大きく軽減してくれます。

これなら安心して、窓を開けることができますね。

フィルター

花粉用フィルターは、換気口用フィルターとエアコン用フィルターをおすすめします。

マンションやアパートには、24時間換気システムのため換気口が設けられています。そこに花粉防止用のフィルターを設置することで、侵入を防止します。

また、エアコンの空気取り込み口にフィルターを付けることで、室内に舞っている花粉をエアコンを通じて部屋中に循環させることを防ぎます。

玄関用ポールハンガー

玄関にポールハンガーを置いておくのもおすすめです。

外出から帰宅した時に、上着をそれに掛けるのです。肌寒い早春はコートをまだ来ている時期です。コートは花粉が付着しがちです。部屋の中まで、コートを着たまま入らずに、玄関で脱ぎ、ハンガーに掛けましょう。

更に、衣類用のコロコロで、さっと花粉をふき取っておくとより効果的ですね。こうすることで、部屋の中に入る花粉の量を少なくすることができます。

 

まとめ

花粉症と上手に付き合うためには、外出時だけでなく、私たちが最も時間を過ごす場所である「自宅」での対策が非常に重要です。

この記事では、新居となる部屋探しの段階から、引越し準備、さらに新居での生活習慣まで、花粉症対策をトータルで考える方法をご紹介しました。

時間やコストもかかるので、全て対策することは現実的に難しいですが、共感できるポイントが一つでもありましたら、是非、実践してみてください。

 

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