はじめに
これから、一人暮らしを始めるあなたは、「虫」に対して不安や恐怖はありませんか?
ひとり暮らしになったら、お父さんも、お母さんも、兄弟もいないので、誰も助けてくれません。そうです、自分で「虫」に向き合わなければならないのです!
気持ちよく寝始めたなぁと思ったら、耳元に飛ぶ蚊、ソファでくつろいでいる時に突然現れるゴキブリ(以下、「G」とします)や、ふとした瞬間に飛び出す蜘蛛に、パニックになった経験はありませんか?
ひとり暮らしをするため賃貸物件を探しているけれど、虫が苦手で、何をどうしたらよいのか…そんなあなたに向けて、この記事を書きました。
虫が苦手な人にとって、賃貸物件を選ぶ際には、虫の問題が大きな悩みの一つです。しかし、心配は無用です。虫が出にくい物件の特徴を知り、日常でできる虫の予防・対策を実践すれば、快適な賃貸生活を送ることが可能になります。
この記事では、虫が出にくい物件の特徴と、簡単にできる予防・対策について紹介します。これで、あなたも虫の心配が少ない快適な賃貸生活を送ることができるでしょう!
虫が出にくい物件の特徴
高層階や新築物件を探す
虫は一般的に高い階まで飛んでくることができません。そのため、マンションやアパートの上層階に住むことで、虫の侵入を減らすことができます。
但し、エレベータや、住人が荷物に付着して上階に来ることも、決して珍しいことではなくなっていますので、油断は禁物です。あくまでも、確率的に少ないということになります。
また、新築物件は、前の住人が無いので、残存の虫がありません。また、築数十年の建物では、建付けが悪くなっていることもありますが、新築物件なら建具などの隙間がなく、窓や壁の隙間から虫が侵入しにくいことは言うまでもありません。
共用部分の清潔さをチェック
共用部分がきれいに保たれている物件は、虫が発生しにくい環境です。
特にゴミ置き場が清潔かどうかは重要なポイントです。ゴミ置き場が不衛生だと、虫が集まりやすくなります。物件を見学する際には、共用部分の清潔さにも注目してみましょう。
網戸の建付けをチェック
今の賃貸物件は、網戸はほぼ付いていることが多いですが、付いている場合は、建付けを確認してください。
歪んでいて、隙間があるとそこから、虫が入ってくる原因となります。
生活していると、湿気や熱がこもるのをさけるため、風通しのため窓を開ける場面がありますが、しっかり網戸にすき間が無いかを確認しましょう。
飲食店が入っている物件は回避
例えば、駅に近い物件でよくありがちなマンション。一階に飲食店を営業していて、その上が賃貸住居物件というタイプは「G」が、出やすいので、避けましょう。
飲食店の隅に隠れているGは、衛生管理の定期的な消毒などあると、排水管などを通じて、上の階に上がってきて、住居に到達します…。
また、仮に同じ建物に飲食店が無くても、駅近い物件ですと、まわりに飲食店が多くあります。駅が近いととても便利ですが、虫のリスクを避けるなら、こういった環境の物件も避けましょう。
虫の予防と対策
定期的な掃除とゴミの管理
部屋をきれいに保ち、ゴミをこまめに捨てることで、虫を寄せ付けない環境を作りましょう。
特に食べかすや生ゴミは、虫を引き寄せる大きな原因となります。ゴミ箱はしっかりと蓋をして、毎回ゴミの日には、中身を捨てるように心がけましょう。また、床やテーブルの上に食べ物を放置しないことも重要です。
虫を寄せ付けない香りや植物を活用
ハーブやアロマオイルの香りが苦手な虫もいます。
例えば、ミントやラベンダー、レモングラスの香りは、虫を遠ざける効果があると言われています。これらの植物を室内に置くことで、虫を寄せ付けにくくすることができます。また、虫除け効果があるとされるアロマオイルを使ったディフューザーを使うのもおすすめです。
虫除けグッズや殺虫剤の上手な使い方
虫除けスプレーや電子式の虫除け器具を使用すると効果的です。特に夏場や虫が多い季節には、これらのアイテムを活用すると良いでしょう。また、殺虫剤は必要な場合に限り、正しい使い方で使用しましょう。
過度に使用すると、人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。必要最小限の使用にとどめ、使用後は部屋をしっかりと換気することが大切です。
まとめ
虫が苦手な人にとって、賃貸物件を選ぶ際の虫の問題は大きな悩みですが、適切な物件選びと日常の予防・対策によって、その悩みを大きく軽減することができます。
ここでは、どんな物件を選ぶべきか、日常での対策と、万一、虫が出てきたときの対応などを解説しました。
しかし、なんといっても、お部屋の中をきれいにしておくことが最も効果的な「虫」対策ですので、是非、習慣化するようにしてくださいね。
余談ですが、虫は害虫と思いがちですが、益虫ともいえます。地球環境の中で意味があって存在している命です。
「わぁー、出たぁ~!」「バシッ!」と、〇してしまうより、出来るなら…。そっと窓を開け、外に放ってあげたりする心の余裕もありたいところです。
とわいえ、苦手なものは苦手なので、これらの対策をすることで、快適な賃貸生活を送ることができますように!この記事があなたの快適な賃貸生活のお役に立てば幸いです。
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