前の入居者の郵便物が届いてしまった場合の対応方法とは?
新居に引越したあと、前の入居者の郵便物が届いてしまうケースがあります。
この場合の対応方法をチェックしておきましょう!
前の入居者の郵便物が届く原因
前の入居者が転居の手続きをしていないことがほとんどです。
(手続きはしたけれども、タイムラグがあって、届いてしまう可能性もあります。転居届を出してから、3日から7日営業日の日数を要します。)
誤配送に気づいたらとる対応
誤配送、つまり、自分の部屋番号の郵便受けに前の入居者の郵便物が届いてしまったら、最寄りの郵便局へその旨、連絡しましょう。
また、郵便物に「宛先の居住者は転居済み」などと記入した付箋などを貼り付けて、ポストなどに投函してもOKです。 ちなみに郵便法という法律によると、
「郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱(郵便ポスト)に差し入れ、又はその旨を郵便局に通知しなければならない」
という決まりがあります。
郵便局へ直接持っていって知らせたり、郵便ポストへ投函することで、誤配達を受けた者としての義務を果たせるわけです。
誤って開封してしまった場合の対応
万一、前入居者のものと気づかずに誤って開封してしまった場合は…。
郵便物を補修の上、郵便物の表面に誤って開封したこと、氏名、住所を記載したメモ等を貼っていただき、郵便差出箱(郵便ポスト)に投函するか、郵便物が前の入居者のものであることを最寄りの配達局や郵便局のサービスセンターに連絡します。
郵便局で対応できないもの
上記はあくまでも郵便局の郵送物の対応方法です。
最近は、宅配業者の配達する「メール便」など、郵便物と似ているものがありますが、ご注意ください。
主な例は、その表面に「これは郵便物ではありません」、「○○メール便」といった表示がされていたり、宅配業者のマークが記載されているので、気を付けてみれば容易に違いはわかります。
このような場合は、封筒などに記載している会社に連絡しましょう。
前入居者への誤配に限らず、異なる住所、部屋番号への誤配の場合も対応は同じです。
前の入居者の人が、届くはずのものが届かないので、困っているかもしれません。素早く対応してあげることで、みんながハッピーになれますね。
逆にいうと、自分自身が賃貸物件から退去する時は、郵便局に移転届を出すことはもちろん、公共サービスや金融機関など、すべての住所の変更する手続きを忘れないようにしておきましょう。
お互いマナーを守りましょう。
万が一、もれてしまうこともありますので、自分が誤配を受け取った場合には、善意の行動で、届け出していただき、新生活をハッピーにお過ごしくださいね♪