ガスが止まったときの原因と復旧方法
会社から家に帰って、「さぁ、今日は一人鍋でもするか!」と、気合を入れて食材買ってきたのに、チチチチ、カチッ、カチッ、いくらやってもガスが着かない!!!
軽いパニックになって、アパートの管理会社にヘルプを求めたことはありませんか?
そんな時でもあわてないように、原因と対策を押さえておきましょう。
もし、ガスの臭いがしたら、ガス漏れが原因かもしれません。
その場合、小さな火でも、引火すると、爆発する恐れがあります。たいへん危険なので、まずは、部屋の窓をあけて、室内に滞留したガスを外にやり安全を確保しましょう。
その際、換気扇を回すのは、やめておきましょう。また、それ以外に電気関係のスイッチをオンにする事はしないでください。
万が一、家電製品がショートして、火花が発生すると、漏れたガスに引火の恐れがあるからです。
ガスが付かない主な原因
- 料金未納
- 地震
- ガス漏れ
- ガス器具の長時間利用(消し忘れ)
料金未納
ガス料金の未納に心当たりはありませんか?
この場合は、すぐ料金を支払って、ガス会社に連絡し、開栓してもらいましょう。
しかし、ガスが止められるまでは、何回もガス会社から、アパートの方に料金支払いの督促があったはずですが。。。
対策:料金をすぐに支払う!
地震
大きな地震があると、ガス漏れを防止するためのガスメーターが供給を自動的に遮断します。
東日本大震災以降、地震情報には敏感になっている人がほとんどだと思いますが、もし、地震後のガスがとまっていた場合は、これが原因ですね。
また、何らかの事情で、遠方にいて、地震のことは知らなかったとかいうケースも考えられなくもありません。
ガスが止まっていたら、地震の影響でストッパーが働いている可能性があります。ガスメーターを見てみましょう。
ガスメーターに「表示ランプ」がありますが、それが点滅していたら、自動ストップしているので、
復旧ボタンを押して、3-5分ほど待ちます。(下記、図を参照)
そしたら、ガスが着くはずです。
対策:ガスメーターの復旧ボタンを押す!
ガス漏れ、長期間利用
なんらかの理由でガス漏れがあった場合、メーターの安全装置によりガスはストップします。また、長期間利用とは、ガス会社や機器によっても違いますが、30日以上連続で使用している場合です。
これは、給湯器の種火などスイッチを入れたままにするなどに原因があるようですので、給湯器のスイッチは使用しない時、特に外出時はオフにしましょう。
対策:上記と同様に復旧ボタンを押します。
3-5分まって、復旧しない場合は、ガス会社に連絡して、対応してもらいましょう。また、万一、ガス機器の故障の場合は、通常使用による故障のケースは、修理や交換の費用は、大家さんの負担となります。
管理会社、又は大家さんに連絡をしましょう。
※画像は東京ガス ホームページより転載
ガスがとまると、料理もできない、お風呂にも入れないので、かなり、不安、不便になります。
どうぞ、この記事の情報を頭の片隅にでもおいていただき、いざというときにお役立てくださいね。