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賃貸でウォシュレット(洗浄機能付き便座)は、あと付けできる?

洗浄機能付き便座は、賃貸でも設置できるのか?

賃貸物件に住んでいて、ウォシュレット、洗浄機能付き便座(いわゆる「温水洗浄便座」)を使いたいと考える方は少なくありません。

特に最近の賃貸物件では、初めから洗浄機能付き便座が設置されていることも増えていますが、古い物件や設備が限られている物件では、後から自分で設置したいと考えることもあります。

結論から言うと、賃貸物件でも洗浄機能付き便座の設置は可能です。

ただし、いくつかの 条件 や 制約 を理解しておく必要があります。賃貸物件という特性上、自由に設備を変更することはできないため、設置の前には必ず 大家さんや管理会社に確認を取ることが必要です。

また、洗浄機能付き便座は電源を必要とするため、まずは「トイレに コンセントがあるかどうか?」 が設置の可否に大きく関わります。

もしトイレにコンセントがない場合は、電気工事が必要となり、この費用や手間が大きなハードルとなります。また、便座の取り付け作業自体は比較的簡単ですが、賃貸契約の条件によっては、退去時に原状回復義務(元に戻す必要)があることも考慮する必要があります。

 


設置のために必要な条件と費用は?

洗浄機能付き便座を賃貸物件にあと付けする際に、いくつかの 条件 がクリアされている必要があります。

主に以下の3つが重要なポイントです。

トイレに電源コンセントがあるか

洗浄機能付き便座の多くは、温水や乾燥機能を使うために 電力供給 が必要です。トイレにコンセントがない場合、便座の設置自体は難しくなります。

もしトイレにコンセントが設置されていない場合、電気工事が必要となり、その 費用 は数万円かかることがあります。また、賃貸物件の場合、 電気工事の許可 を大家さんや管理会社から事前に得る必要があります。

給水設備の確認

便座はトイレの給水タンクから 水を供給 して動作します。一般的には、トイレの給水設備は洗浄便座の取り付けに対応していますが、物件によっては接続部分が特殊な場合もあるため、事前に確認することが重要です。

特に古い物件やトイレ設備に古いタイプが使用されている場合、取り付けが難しいことがあります。

退去時の原状回復義務

賃貸契約には通常、退去時に設備を元の状態に戻す 原状回復義務 が含まれています。

そのため、洗浄機能付き便座を設置した場合、 退去時に便座を取り外して元の便座に戻す ことが必要になることがあります。これにかかる費用や手間を考慮する必要があります。

設置にかかる費用の目安

  • 便座本体の価格:洗浄機能付き便座の価格は、機能やメーカーによりますが、安価なもので 2万円前後、高機能なもので 10万円以上 かかる場合もあります。
  • 工事費用:電気工事が必要な場合、コンセントの増設や電源の引き込みには 2〜5万円 ほどかかることがあります。また、給水設備の改修や設置費用も発生する場合があります。

このように、洗浄機能付き便座をあと付けするためには、設置の条件と費用を事前にしっかりと確認することが重要です。

トラブルのリスクと大家さんとの交渉ポイント

洗浄機能付き便座を賃貸物件にあと付けする際には、いくつかのトラブルのリスクがあります。

賃貸物件の性質上、設備を勝手に変更することはできないので、管理会社(又は、大家さん)との 事前確認や交渉 が必須です。

以下では、よくあるトラブルの例と、その対処法について説明します。

設置許可の問題

賃貸物件では、物件の設備を変更する際に 大家さんや管理会社の許可 が必要です。特に電気工事や給水設備の改修が伴う場合、これらの許可を取らずに作業を行うと、契約違反となります。

設置の前には必ず大家さんや管理会社に相談し、 その後、書面での許可 を得ることが重要です。

実務的には、入居中の設備の追加のこういった手続きは、エアコン以外は、ほとんど行われていないのが、実際のところです。

 

退去時の原状回復トラブル

先にも述べた通り、賃貸契約には 原状回復義務 が含まれることがほとんどです。

つまり、洗浄機能付き便座を設置した後、退去時には元の便座に戻す必要が生じる可能性があります。特に、取り付け工事によって壁や床にダメージが生じた場合、その修理費用を請求されることもあります。

これを防ぐためには、 原状回復の範囲を事前に確認 しておくことが大切です。

水漏れや故障のリスク

洗浄機能付き便座は給水設備を使用するため、設置や使用中に 水漏れ が発生するリスクも考慮しなければなりません。

水漏れによる損害が発生した場合、その修理費用や損害賠償が発生することがあります。設置する際には、専門業者に依頼して、適切に設置してもらうことが重要です。

自己設置は、素人取り付けになり漏水のリスクが高いので、やめておきましょう。

いづれにしても、万一の漏水事故に備えて、保険の加入は必須です。

大家さんとの交渉ポイント

洗浄機能付き便座の設置について大家さんに交渉する際、以下のポイントを押さえておくとスムーズに進む可能性が高まります。

  • 快適性の向上:洗浄機能付き便座は、快適な生活を提供するための重要な設備であることをアピールしましょう。特に、長く住むための物件の魅力を高まり、空室のリスクが少なくなると良いです。(要するに、設置できないと退去を検討するかも…ということ)
  • 専門業者による設置:安全性と信頼性を確保するために、専門業者による適切な設置を約束することが交渉をスムーズに進める助けになります。
  • 原状回復の約束:退去時には元に戻すことを約束し、契約に従って設備を復元する意思を示すことで、大家さんの不安を軽減できます。

あと付けするよりも、設備が整った物件に住み替えるメリット

さて、ここまで来て、今更なんですが…。

洗浄機能付き便座をあと付けすることは、確かに賃貸でも可能ですが、設備の工事や費用、さらには退去時の原状回復義務などを考慮すると、手間がかかる点も多く、現実的でないケースが多いでしょう。

そこで、すでに 洗浄機能付き便座が設置されている物件に住み替える ことを検討するのも一つの賢い選択肢です。

1. 手間がかからずすぐに使える

すでに洗浄機能付き便座が設置されている物件に引っ越せば、 工事不要で、すぐに快適な生活 を始めることができます。新しく便座を購入する必要もなく、賃貸物件を借りているが故の許可申請や交渉といった煩雑な手続きも回避できます。

2. 設置費用や工事費用が不要

あと付けを行う場合、便座本体の購入や電気・給水工事に費用がかかりますが、すでに設備が整っている物件なら 追加の費用負担はゼロ です。通常使用で、万一、不具合があった場合も、オーナー負担で修理や交換となります。

その分、他の家具や家電にお金をかけたり、生活の質を向上させるための別の選択肢を取ることができます。

3. 退去時の心配がない

あと付けした場合、退去時には便座を取り外し、原状回復する必要がありますが、設備が初めから整っている物件なら 原状回復の心配が不要 です。

賃貸物件に住むうえで、予想外の出費のリスクが無いという、この安心感は大きなメリットと言えるでしょう。

4. 最新の設備で快適な暮らし

設備が整った物件は、最新の便座機能を備えていることが多く、節水機能や自動洗浄、脱臭機能など、通常の後付け便座にはない 便利で高機能な設備であることもあります。

これにより、日々の生活がより快適になり、住環境の満足度が高まります。

5. 物件の選択肢が広がる

最近では、多くの新築物件やリノベーション済み物件で、洗浄機能付き便座が標準装備されていることが増えています。

設備が整っている物件は、 他の設備や間取りも充実していることが多く、住み替えることで全体的な生活の質が向上する可能性があります。

まとめ

洗浄機能付き便座を賃貸物件にあと付けすることは、確かに可能です。

しかし、設置には電源や給水設備、さらには大家さんとの交渉といった条件や手間が伴います。また、退去時の原状回復の問題や工事費用が発生することを考えると、簡単には決断できない部分も多いでしょう。

そこで、賃貸物件での快適な暮らしを実現するためには、初めから 洗浄機能付き便座が標準装備された物件を選ぶ ことが、より手軽でスマートな選択となります。

設備が整っている物件に住むことで、余計な費用や手間をかけず、すぐに快適な生活を始めることができ、長期的に見ても安心です。

もし、新たな住まいを探している方や、快適な設備にこだわりたいと考えている方は、ぜひ洗浄機能付き便座をはじめとした設備が充実している物件への住み替えをご検討するのも一案です。

温水洗浄便座付きの物件に限らず、あなたの様々なお住まい探しのご相談は、お気軽にどうぞ!親切丁寧な営業スタッフが承ります。

 

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