ブログ記事更新!「広い部屋にこだわらない!狭い部屋のメリットとは?」
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角部屋のメリット・デメリット

角部屋

お部屋探しをする時に不動産の営業スタッフの人に「角部屋でいいお部屋ですよ!」とすすめられたら、理屈抜きで「なんかいいかも!!」と思いませんか?

この記事では「角部屋」の人気の理由であるメリット、そして、知らなかったでは済まされない(?)デメリットについても…、そしてそして、希少性の高い「角部屋」の上手な探し方も深掘り解説します。

この解説を読めば、「角部屋」に対して、『理屈抜きで「いいかも!!」』が、理詰めで検討できるようになりますよ♪

角部屋のメリット

採光面が多いので部屋が明るい

角部屋は、メインの窓の他、もう一面の壁に窓があります。つまり、窓が2面あるので、採光がよく部屋が明るいのです。

日当たりのよい部屋であれば、もちろん、太陽光がさんさんとお部屋に入って明るいですし、仮に、日当たりが悪いお部屋であっても、窓が2つあることで、明るさがだいぶ違います。

風通しが良くさわやか

角部屋は窓が2つあることで、部屋の中が明るいということは前述の通りですが、風が抜けるので、風通しが良く、爽やかな室内環境を作れます。

春や秋の穏やかな気候の頃、お休みで部屋でゆっくり過ごすとき、そよそよと程よく吹き抜ける爽やかな風を感じながら読書をしたり、うたた寝をしたりもできるというわけです。

お掃除する時も、ほこりが舞い上がっても、風通しが良ければ問題なしです。

また、お部屋にこもった匂いや湿気を効果的に換気することで、室内を快適にすることができます。

出窓ならインテリア的におしゃれ

出窓

角部屋といえば、出窓を想像する人も多いのではないでしょうか!?角部屋に出窓が全てあるというわけではありませんが、もし、出窓であれば、室内のインテリアレベルがぐっとアップします。

出窓は、ある種の造り戸棚にもなります。

お気に入りのお花を飾って、穏やかな気持ちになったり、趣味のフィギアを置いてコレクター心を満たしたり、スポーツで頑張ってる人なら、トロフィーや盾を置きモチベーションを高めることもできます。

出窓には、あえて何も置かずに、室内空間のアクセントとする派の人もいらっしゃるようです。いろいろな意味で余裕がある人はこういった使い方で、更に余裕が生まれそう!

お隣の生活音・騒音が少ない

角部屋のメリットで、最も大きなポイントの一つといえるのはこの「お隣の生活音(騒音)の影響が少ない」ということです。

アパート、マンションの入居中のトラブルの相談で最も多いのが「騒音」に関するものです。

角部屋であれば、片方は外であり誰もいません。そして、もう一方はお隣がいるわけですが、その方向に家具を置くなどの工夫で、生活音、騒音は大きく軽減できます。

 

 

玄関前の廊下を住人や来訪者の往来が少ない

マンション共用廊下

角部屋は構造上、すべてのお部屋の並びの一番端です。

共用廊下を歩いて、一番奥の位置が角部屋です。この位置が角部屋のメリットなのです。

例えば、夜ベッドに入ってうとうとしていると、コツコツコツと共用廊下を歩く音が聞こえます。昼間だったら、気にならないような自分の部屋の玄関の前の廊下を歩く音。

それ程、大きくないこんな音でも、静まり返った夜には、やけに響いて聞こえてくるものです。

角部屋であれば、自分の部屋の前を他の住人や来訪者が歩くことはほとんどないでしょう。足音や通り過ぎる人影などを気にする機会はほとんどないでしょう。

精神衛生上、よいですね。

角部屋のデメリット

角部屋のデメリットについて解説します。

物件が少ない

物件数が少なく、希望してもなかなか探せないというのがデメリットです。

賃貸マンション、アパートというのはいわゆる集合住宅で、角部屋は言い方を変えると端の部屋です。物理的に中の部屋は複数戸が存在しますが、端は原則的には2戸のみとなります。ですから、物件数というか部屋数が少なくなりますので、希望通りの場所や間取り、家賃に当てはめようと思ってもなかなか当てはまらなくて、探せないという状態になりがちです。

角部屋に住んでからというより、住む前のデメリットでした。

カーテン代が余分にかかる

角部屋のカーテン

角部屋は中部屋と比較して、カーテン代が余分にかかります。窓が2面あるからです。

特に初めての引越しでたまたま「角部屋」に巡り合えても、角のカーテンの購入代金のことまで、考えていないケースがほとんど…。

カーテンって、お手軽なものから、高級なものまでいろいろですが、お手頃のものでもそれなりの金額がかかります。

また、学生さんだと、1年~4年後に、次の部屋に引っ越した時に、そのカーテンが使えないケースがほとんどです。そもそも、また、角部屋に住めるのか?その角の窓のサイズがぴったりなのか???

ということで、角部屋はカーテン代が余分にかかるというデメリットがあります。

家具のレイアウトが難しい

角部屋は家具のレイアウトが難しいというデメリットがあります。

壁の窓の部分に家具を置いてしまうと、窓をふさいでしまうことになり、角部屋のメリットが無くなってしまいます。

窓の下の部分であれば、腰高の家具は置くことはできますが、クローゼット家具や本棚のような背の高いものは、置く場所を窓以外の場所にする必要があります。

十帖以上もある広々とした部屋なら、大丈夫かもしれませんが、一般的な6帖から8帖くらいの1Kタイプのお部屋ですと家具レイアウトはかなり限定されます。

光熱費が高くなる

エアコンの設定温度

角部屋は、光熱費が高くなる傾向になります。特に光熱費のうち電気代が高くなります。

その理由は、角部屋の特徴である窓が2面あることで、中部屋よりも角部屋の方が、外気の影響を受けやすいからです。

具体的にいうと、角部屋は中部屋と比較して、暑い夏は冷房を、そして、寒い冬は暖房をより強い設定温度にします。そのため電気代が高くなるのです。

窓はガラスです。壁には断熱材が入っていますが、ガラスはそれより熱を遮る能力は劣ります。このような理由から、角部屋は中部屋と比較し、外気の影響を受けやすく冷暖房の設定により電気代がかかるということがデメリットといえます。

 

 

各種の角部屋のメリット・デメリット

「角部屋」といっても、様々です。各種の角部屋のうち特徴的なケースのメリット、デメリットを解説します。

1階の角部屋のメリット・デメリット

「1階の角部屋」のメリットとデメリットを深掘り解説します。

メリット

住宅街にあるアパート、マンションの1階部分は前面に建物があり、日当たりが十分でなく室内が暗くなる傾向があります。しかし、角部屋なら、もう一面の壁に窓があることで採光が多くなり室内が明るくなります。

建物構造によっては、1階は地面の湿度の影響をうけ、室内にカビが発生するケースがありますが、角部屋なら窓が多いことで、換気の効率が上がり、前述の通り、光を取り入れることで、カビ発生を抑制することができます。

デメリット

1階の角部屋のデメリットは、人の視線と防犯面のリスクです。これは、敷地に対して間口が狭く奥行きが長い建物の場合に特に顕著です。

道路側の部屋の場合は、窓が道路が見える位置にあり、行き交う人の視線がどうしても気になります。じろじろ見ている人がいないのでしょうが、気になるものです。レースのカーテンをしめて、向こう側からは見えないはずですが、こちら側からは見えるので、落ち着かない気分になってしまいます…。

そして、奥側の角部屋の場合は、逆に人目からつきにくく、窃盗犯に狙われやすくなります。角部屋なので、侵入される個所が2つあり、リスクが高まります。カギ閉めやシャッターがあれば、しっかり閉め防犯対策をしっかりしましょう。

1面窓の角部屋のメリット・デメリット

「1面窓の角部屋」とは、「角部屋ではあるが、1面のみ窓」がある部屋のことを言います。

メリット

お隣がいないことで生活音が軽減されるメリットがありながら、カーテン代が余分にがかる、電気代が高くなるというデメリットが無いことです。騒音のリスクを少なくしたい人にはお勧めです。

デメリット

本来の角部屋のメリットである、明るい、風通しがいいなどは1面窓の角部屋には期待できません。しかしながら、単に「角部屋」というポジションであることを理由に家賃が中部屋より高かったりします。

角部屋は窓が面にあること以外のメリットもあるので、その分家賃が高いのは合理的ですが、あなた自身の期待するものが、室内の明るさ、風通しなどであり、家賃が割高ならお部屋探しの選択肢から避けた方がいいでしょう。

3方角部屋のメリット・デメリット

3方角部屋とは、南向きの部屋だとしたら、東にも西にも窓がある部屋のことをいいます。

メリット

3方角部屋のメリットは、とにかく明るくて開放的です!

朝日で目覚め、日中はベランダに干した洗濯物がよく乾き、夕方はセンチメンタルな夕日を見ながら一日の終わりをゆっくり過ごすなんていう休日を過ごせたりできます。

風通しもよく、部屋の中にいて気持ちがいいことこの上ないことでしょう。

デメリット

3方角部屋のデメリットは、「角部屋のデメリット」をより強調するものとなります。

  • 物件数が少ない
  • 家具のレイアウトが難しい
  • カーテン代が余分にかかる
  • 電気代が高くなる

特に、3方角部屋のメリットである室内の気持ちよさは大きいメリットですが、反面、物件数が少ないので、意識して探すとなると物件が少ないので、大きなストレスになるかもしれません。

3方角部屋を探すなら、気持ちに余裕をもって探してみましょう。

角部屋の上手な探し方

賃貸ポータルサイトで探す

角部屋を探す方法で、最も一般的な方法は賃貸ポータルサイトで探す方法です。「角部屋」は希望する人も多く、ポータルサイトの希望条件の絞り込み項目としてありますので、そこにチェックを入れて検索すればOKです。

不動産会社に希望条件のリクエストする

角部屋は、成約までのスピードが早いことが予想されます。掲載する前に、不動産会社の既存のお部屋探しのお客様に連絡して決まってしまうこともあります。

自分が住みたい地域の不動産会社の店舗に自分の希望する「角部屋」の条件で探して欲しい旨のメールを送っておきます。そうすることで、条件に合う部屋が出てきた場合に連絡をもらえるようにしておく方法があります。

引越しを急いでいる場合には、適さない方法ですが、「いい部屋があれば、引っ越したい」というスタンスであればやってみる価値はあります。

特定の建物から探す

とてもアナログな方法ですが…。街を歩いていて、気になる物件があったとします。角の部屋が開いているようだったら、即、間取りや賃貸条件を調べてみましょう。

建物についている募集看板の不動産会社の店舗の電話番号から電話するか、建物名でネット検索して調べます。条件に合いそうだったら、室内を見せてもらいましょう!

 

まとめ

角部屋のメリット、デメリットを深掘り解説しました。あなたは角部屋に対する印象は変わりましたか?

住みたくなった!

と思っていただければ、うれしいです。でも…。

意外とデメリットあるんだな。検討しなおそう…。

という気づきがあっても、選択の材料が増えていたことになるので、それはそれでうれしいです。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。あなたに良いお部屋が見つかりますように!