宅配ボックスがお部屋探しの条件で人気の理由は?
「宅配ボックス付きの賃貸物件」が人気です。
ここではその理由を解説しますので、お部屋探しの参考にしてください。
「宅配ボックス」は人気設備ランキング2位!
宅配ボックスが人気といってもどれくらい人気なのか気になるところですよね!
“全国賃貸住宅新聞”より発表された『入居者に人気の設備』ランキング2018では、単身者向け設備で2位、ファミリー向け設備で4位と、どちらのランキングでも高い順位にあります。
数年前の記事になりますが、大手不動産ポータルサイトのアットホーム株式会社で行ったアンケート(2014.2.20発表分)のうち、
Q.現在のお部屋を探した際に、最初から最後まで変わらずに重視した設備はなんですか?(複数回答)」
という設問で、社会人の「5.5%」が、宅配ボックスを回答しています。
最後まで、あきらめなかった数字が、「5.5%」ですから、欲しかったけれど、妥協した人もその後ろにはたくさんいそうですね。
宅配ボックスとは。
そもそも「宅配ボックス」とは何かを説明します。
宅配ボックスとは、マンションやアパートのエントランス部分などに設置される不在時の宅配便の荷物の受け取り用のボックスです。
形状は駅などにあるコインロッカーに似ています。
ネット通販でのお買物が便利になる
Amazonや楽天、ZOZOTOWN、セブンネットなど、様々なECサイト、そして、メルカリやヤフオクなどの個人間売買アプリもとても人気があるのは、ご存知ですよね♪
このように、これらのECサイトやアプリで、お買い物をするひとが爆発的に増えています。スマホの普及により、ネットショップが充実し、本当に何でも購入できるようになりました。
ただ買えるというだけでなく、膨大なネットショップの中から安く買えるお店や、評判の良いお店を選んでお買物が出来るのです。
通販でのお買物の件数が急増する一方、単身世帯や共働き世帯では在宅率が低いため、商品の受取りのタイミングがあいません。
ここで便利なのが「宅配ボックス」です。
宅配ボックスがあれば受取りの心配がなくなるので、便利なネットショップで通販することが、益々便利になるのです!
気軽に外出できる
宅配ボックスがあれば、気軽に外出できます。
不在時に配達業者が来てしまうと、不在票だけが届けられ、肝心の荷物は受け取ることが出来ません。
再配達の手続きも面倒ですし、急ぎの荷物であれば集荷センターに取りに行かなければならないこともあるでしょう。 宅配ボックスがあれば、不在時でも荷物を宅配ボックスに届けてくれるので、安心です。
再配送するにしても、運送会社への配達時間は大まかな時間指定しかできません。また、何らかの理由で配達が遅れることもあります。
大切な荷物を待っているときは、外出したくても出かけられません。時間的に制約されてしまうので、お買物や映画を見に行ったりお医者さん、美容室にいったりするといった予定が組みにくくなってしまいます。
こんな時でも、宅配ボックスがあれば、配達時間を気にせず外出できます。 特に休日などは、貴重な時間を無駄にしないので、気分よくお出掛けを楽しめます。
防犯面でも安心
宅配ボックスがあれば、在宅していても宅配ボックスに入れてもらうこともできます。(若干、イレギュラーな使い方ですが…)
特に女性の一人暮らしなどでは、たとえ宅配業者さんでも、男性に対して玄関を開けるというのが不安な人がいます。
ですから、こういう不安がある人は、配達時に在宅していても、あえて、宅配ボックスに入れてもらうという方法もありなのです。
宅配業者を装った強盗犯なども、滅多にありませんが、ゼロではありません。こういった、セキュリティにこだわる人にとっても「宅配ボックス」は、人気の設備なわけです。
宅配ボックスの利用上の注意点
受け取り出来ないものがある。
- 生鮮品(チルド)
- 貴重品
- 代引き、着払い
などは受け取ることはできません。
また、宅配ボックスがいっぱいになっていたり、停電や故障の場合は受け取ることはできません。
重いものの配送時
ミネラルウォーターのまとめ買いなど重量の重いものは気を使って、あえて、宅配ボックスに置かないケースもあります。
事前に連絡をしておけば、解除してくれることもありますので、急ぎの荷物については確認しましょう。
利用のマナー
宅配ボックスは個人の荷物置き場ではありません。
長期間、荷物を取り出さないでいると、その分他の入居者が利用できないので迷惑です。 荷物が届いたら、その日のうちに取り出すがマナーです。
まとめ
宅配ボックスが人気の理由は、ネット通販です。
ネット通販は一般のお店より安いですし、在庫も豊富。値段の比較などもしやすく最もいい条件で買い物ができます。
そのネット通販で買ったものを受け取るのに時間の制約を受けることの内容にする設備が、そうです。「宅配ボックス」なのです。
もしあなたが、今まで「宅配ボックス」に関してノーチェックだったら、ちょっと気にしてみてみましょう!ライフスタイルが大きく改善するかも!?