「6帖」って、実際は何㎡の疑問
賃貸の図面にある間取り図によく「○帖」って、書いてありますよね。これって、物件によって違うことご存知でしたか!?
今回はわかりやすいように、代表的な間取り「6帖」の物件を実際に測ってきました。両者の面積を算出し比較してみました。
驚くべき結果は、こちらからどうぞ!
↓↓↓
物件Aを実測してみた!
さいたま市北区にある2DKの某アパートです。
間取りはこちら。
上の間取り図をご覧ください。「洋室6.0帖」って書いてありますよね。
それでは、実際に測ってみましょう!
実際の写真がこれです。
さて、今回は秘密兵器が登場します。それは、レーザーメジャーです。
敷居から、向いのサッシまでの長さを図ります。レーザーが反射してその距離を自動的に計測します。
おお!出ました。「3.60m」です。
次に横の長さを図ります。
横の長さは?
実測数値は横幅、「2.59m」です。
測量結果から、面積を出してみた!
ここからは簡単、小学生でもできる計算です。
3.6m×2.59m=9.324㎡
ということで、この物件の実際の長さを計測してみたら、約9.3㎡という結果になりました。
この感じで、9.3㎡です!
よいですか!?
この感じです↓↓↓
それでは、次の物件に行きましょう!
物件Bを実測してみた!
次の物件は、同じくさいたま市北区の某1Kタイプのアパートです。さて、こちらのアパートの間取りは、これです。
室内写真はこれです。
一般的な1Kタイプのアパートです。こちらの物件を先程と同じように、レーザーメジャーで計測です。
まずは、クローゼットから、窓方向の長さ。
ピピッ!長さを見てみます。
「2.57m」です。
サクサクと次を測ります。
ピピッ!長さは!?
3.47mでした。
測量結果から、面積を出してみた!
さぁ、計算です。
2.57m×3.47m=8.9179㎡とう結果となりました。
先程の物件Aが、9.3㎡に対し、この物件Bは8.9㎡という結果となりました。
差は… 9.3㎡-8.9㎡=0.4㎡
この0.4という広さは、たとえば、横1㎡と縦40センチの長さのスペースが0.4㎡となります。
だいぶ広いですよね。つまり、広さが大きく異なりますよね(^_^;)。
まとめ
間取り図面は、あくまでも目安です。同じ6帖の表記でも、物件によって㎡数にすると誤差があるのです。
また、専有面積とは、壁芯の中心からの面積です。生活するうえでは、壁の中は関係ないです。(壁が厚い方が、断熱性や遮音性が高いとかありそうですけど…)
壁の内法(うちのり)、つまり、実際の使用できる内側の長さを測ることで、実用的な生活のイメージが把握できます。
いくつかの物件の間取り図を比較して、同じ帖数であっても、『㎡』にすると実際は大きく異なることがありますので、やはり具体的な検討する場合には実測することをおすすめします。
特に、こだわりの家具とかあり、びしっとレイアウトしてスタイリッシュに生活したい場合は、よく測って、お部屋を決定したいですね。
それでは!