あらすじ
第156話。
物件紹介の間取り図の端によくある方位を示す記号にお客様は注目。
この「N」って何ですか?
これは、ご存じの人も多いかと思いますが、方位「北」を意味するものです。
しかし、普段は不動産に触れることはないお客様は、勘違いしてしまいます。「北向きかぁ…」と。
この間取りは、玄関方向が北、そして、バルコニー側が南向きなので、「南向きの部屋」なんです。
このようにRAさとみは、説明しました。
その後、何やらお客様が検索した物件、それが、驚くべき部屋の間取りだったのです!果たして、どんな間取りの物件なのか!?
見どころ
一般的には日当たりがいい方が人気があるので、居室の採光が十分にある部屋の面の向きを基準として、「○○向き」という風にいっているわけですが、まさかこんな部屋があるとは?
実際の物件を基に脚色をしてお伝えします。価値観が多様化する現代社会で、部屋向きが採光面が大きいところを「向き」の基準にしていることへの問題提起(←大げさ(^^;)する内容のストーリーです!
ストーリー
さとみと福八店長より
確かに”N”って、書いていたら、それ自体「北向き」って思ってしまうのもわかる気がします…
さすがの私も、部屋の向きは当たり前にわかりますけど、一般の人にはわかりにくいこともあるかもです。
そうですね。日本は、そもそも土地が狭く建物が密集しがち、
日当たりを好む文化がありますから、部屋向きを気にすることは多いですよね。
まぁ、日本でも地方に行けば、土地が広いですから、建物はそもそも南向きで、当たり前という感覚がありますよね。
それはそれで、若い人は部屋向きをあまり気にしていないような気がします…。
布団を干したりしないし、洗濯物も室内干しですし、プライバシーを気にしてカーテン閉めがちですからね…。
ところで、今回の部屋の間取りはすごかったです。何向きといえばいいんでしょう???
うーん、360度向き?
東西南北向き?
…。
ネット掲載する時に、困りますね。項目が無いから…(^^;
南向きでいいのかな???
そうですね。
じゃぁ、南向きにしておきます!
便宜上、そうしましょう。備考欄に「360度、全面採光窓があります!」と記載してくださいね。
はい!わかりました!
さぁ、物件登録しよう!
ネット掲載の部物件登録は正確にしなきゃ!
うふふふふふふふっ♪