あらすじ
第143話。
RAさとみは、お客様を物件の現地までご案内中です。
いつものご案内のパターンと異なり、実際に最寄り駅から歩いてのご案内。
お客様は駅からの距離、というか実際にかかる時間にこだわってお部屋探しをしており、確認の意味でのこのスタイルのご案内。
開かずの踏切、急な坂道、なかなか変わらない信号を経て、ようやく物件に到着。
ご案内を終えて、営業店に戻ってきたさとみとお客様。
実は事前に福八店長からこんな説明と提案が。
こちらの物件は駅徒歩5分ですが、実際は、もう少し時間がかかるので、実際に歩いて確認してみてはいかがでしょう!
見どころ
不動産は同じ商品が他に一つとしてなく、それぞれが個性的であるとよく言われます。
立地によって駅までいろいろな環境が異なるのも、「個性的」といわれる理由の一つです。
さて、今回のストーリーではほとんどセリフがないのですが、「伝わる」と思いますので、是非ご覧ください!
ストーリー
さとみと福八店長より
今週も「駅からの距離」のテーマですね…。
80m→徒歩1分。
直線距離ではなく、道のりで測る。
信号待ち、踏切の待ち時間は考慮しない。
上り坂、下り坂の影響(距離やスピード)mは考慮しない。
う~ん!
先週のセリフとマル被り!!!
はい、お客様は「駅から近い」に越したことは何のですが、「実際にどれくらいか?」を把握したいというご意向が…
強かったとお見受けしたので、実際に歩いてみることを提案したんです。
なるほど。
坂道とか踏切とか、普通に歩けないですもんね。
そうですね。
でも、実際に歩いて、表示より時間がかかるから、この物件は借りない!ってお客様が判断しちゃうこともありますよね。
あるでしょうね。(きっぱり!)
ええっ!?
う、り、あ、げ…が、、、
お客様が一番こだわりあるところを後から、後悔していただきたくないじゃないですか!
で、まとめますと、不動産広告で「駅徒歩分数」は80mを1分として記載しているので、いくつかの要因で実際にはもっと時間がかかることがあります。おおよその目安と考えた方がよいでしょう。
今回のお客様は、「実際のところを知りたい」ご意向で、こちらが隠したり、ごまかすつもりはなくても、結果、お客様が後から不快な思いをされるのも本意ではないです。何よりお客様満足が最も重要なんです!
そ、その通りです!
ご案内、ご苦労様でした。
やった~!褒められた♪
うふふふふふっつ!