あらすじ
第139話。
RAさとみに物件紹介をしてもらうお客様。
紹介してもらったお部屋はペット禁止と書いてあります。
お客様は、まだ、ペットを飼うといっていませんでした…。しかし、ペットといっても猫や犬ではなく熱帯魚。
「熱帯魚を飼うんですけど…、ペット禁止ですか?このアパート???」
さとみは、魚は近隣住人に迷惑をかけないし、部屋を汚したり壊したりする可能性が低いので、OKと言いかけるのです…。
しかし、この後、思わぬ展開に!
見どころ
お部屋にきれいな熱帯魚が泳ぐアクアリウムがあると癒されますよね♪
しかし、賃貸物件ではなかなか厳しいのが現実です。
場合によっては、犬や猫の飼育よりも重大な建物(部屋)への「汚損・破損」につながる恐れがあるのです。
ストーリー
さとみと福八店長より
熱帯魚は鳴かないし、におわないし…
近隣に迷惑かけないから…。
それに、室内も汚しませんよぉ~!
いえいえポイントはそこじゃないんです。
まずは水槽の重量です。
60㎝の一般的な水槽で、60-70kgの重量が床にかかります。短期荷重ではない、長期荷重なので、床のたわみの可能性が高くなります。
そして、ポンプのモーター音。
24時間、機械音がするので意外と響きます。特に深夜の静かな時間帯には隣室の住人には余裕で聞こえてしまいます。
そして、湿気です。規模にもよりますが、趣味が高じて水槽を増やし、湿度も高くなり、部屋中カビだらけに…。
以前、退去した後、部屋中、トイレやバスルーム迄、カビで真っ黒な部屋がありましたよ。
更に、地震やアクシデントで、水槽が転倒したら…。大量の水が床にこぼれ、階下への漏水にもつながります。
あわわ…。
ワンちゃん、猫ちゃんのリスクより大変ですね!!
そうなんです。もちろん、しっかり、ルールやメンテナンスをしっかりできる人や建物構造のものもありますが、知識を持たず、憧れで始めてしまうひとも少なくありません。
ペットの飼育と同じですね。
しっかり、育てられる人と、そうでない人と…。
そうなんです。熱帯魚やペットはともかく、最近では…、嫌この話はやめておきましょう。
なんか、空気がおもーい!
エキサイトしてしまいました(汗)
大家さんにも迷惑かかるし、借主の人も原状回復費用で莫大な損害を被りますから…。
すみません。
勉強不足でした…
で、お客様は…?
あ、なんかケーブルテレビで、熱帯魚専門チャンネルを見るから、実際には買わないことになりました。めでたし、めでたし。
うふふふふふっつ!